油性塗料の特徴とは
塗料には、油性塗料と水性塗料があるのをご存じでしょうか。
近年は水性塗料が主流になっていますが、油性塗料には水性塗料にない特徴がいくつもあります。
そこでこの記事では、油性塗料の特徴について紹介しますのでご参考ください。
▼油性塗料の特徴
■耐久性が高い
油性塗料はシンナーなどの溶剤を使う事で、耐久性の高い塗膜を作れるのが特徴です。
紫外線などの外的な刺激にも強いうえに摩擦にも強いので、劣化しにくい塗料といえます。
長期間保護ができるので、外壁などの外部で使えば雨水による被害を最小限に抑えられるでしょう。
■密着が良い
下地素材と塗料の密着性が高いのも特徴です。
樹脂や金属などは密着性が低いので、水性塗料では使うのが難しいです。
しかし密着性が高い油性塗料であれば、環境に影響されずに使えます。
■乾燥が早い
油性塗料は水性塗料と比べて、含まれている水分量が少ないです。
そのため乾燥させる時間が短く、工期の短縮も可能です。
屋外工事は天候に左右されるので、乾燥が早いのは大きなメリットといえるでしょう。
■扱いが難しい
油性塗料のデメリットには、扱いの難しさがあります。
例えばシンナーは引火性が高く、独特の臭いがするでしょう。
また塗布時は液だれがするので、素人には扱うのが難しいです。
▼まとめ
油性塗料は耐久性や密着性、速乾性などを持っているのが特徴です。
特に強い塗膜を作れるので、外部で多く採用される傾向にあります。
ただし臭いや健康被害があるため、施工時は周囲の環境に注意が必要です。
当社は、健康や臭いを抑えた「弱溶剤タイプ」の油性塗料も扱っております。
「油性塗料を使いたいけど周囲への配慮が必要」という方は、羽生市にある当社にご相談ください。