塗料の乾燥時間はどれくらい?

2023/11/01 コラム

外壁塗装をきちんと仕上げるためには、塗料を十分に乾燥させることが大切です。
乾燥時間が不十分だと、剥がれや浮きなどのリスクが生じる可能性があります。
そこで今回は、塗料の乾燥時間はどれくらいかについてご紹介します。
▼塗料の乾燥時間はどれくらい?
■塗料によって異なる
塗料の乾燥時間は、種類によって異なります。
そのため、塗料の説明書やパンフレットを見て乾燥時間の確認をしましょう。
水性塗料か溶剤塗料かによっても、乾燥時間は変動します。
水性塗料の場合水分の蒸発で塗膜を作るため、気温が低いと乾燥するまでに時間がかかってしまいます。
基本的に外壁塗装は、安全の観点から水性塗料のほうが多く使われています。
■気候に左右される
外壁塗装は屋外での作業のため、乾燥時間は気候に左右されます。
気温が低いと乾燥時間は長くなり、高くなると乾燥時間は短くなります。
そのため冬場は長時間かかりますが、夏場は比較的短時間で乾燥が可能です。
ちなみに冬場は、気温が低すぎる(気温5度以下)と外壁塗装自体ができません。
また、湿度が高すぎる(85%以上)場合も外壁塗装は不可です。
冬場や梅雨でも気温が5度以上あり、湿度が85%以下であれば塗装の作業自体は問題なくおこなえます。
▼まとめ
塗料の乾燥時間は、塗料の種類によって異なります。
また、気候によって乾きやすさが左右されるため、気温5度以上で湿度が85%以下の環境で作業する必要があります。
乾燥時間が十分であるかどうかで仕上がりが変わってくるため、指定された時間を守り施工することが大切です。