鉄部塗装の流れについて

2023/08/01 コラム

鉄でできた鉄部が存在する建物では、他の箇所とは塗装の仕方が異なります。
そのため、塗装の流れを把握しておかなければトラブルになる可能性もあるでしょう。
そこで今回は、鉄部塗装の流れについて解説します。
▼鉄部塗装の流れ
?高圧洗浄によって施工箇所の汚れやサビを除去する
後の作業性を上げるために、まず高圧洗浄機で鉄部のサビや汚れなどを除去していきます。
高圧洗浄によってある程度の汚れを落としたら、3日間程度時間を置いて乾燥させます。
十分に乾燥していないと塗料のノリが悪くなるため、しっかり乾かすのがポイントです。
?下地調整作業を行う
高圧洗浄機で落とせなかった汚れは、手作業できれいにしていきます。
この作業を怠ると、塗料を塗ったときにムラができたりノリが悪くなったりします。
塗料の効果を最大限発揮させるためには、下地調整作業が欠かせません。
?鉄部を塗装する
鉄部の塗装は3回重ね塗りするのが一般的です。
まず錆び止め塗料で下塗りをし、仕上げ塗装として中塗りと上塗りを行います。
重ね塗りをすることで塗料が剥がれにくくなり、劣化スピードを抑えることができます。
塗料にはいくつか種類があるため、建物や鉄部の状態や環境に応じて適切な塗料を選ぶことが大切です。
▼まとめ
鉄部塗装は以下の流れで行います。
?高圧洗浄によって施工箇所の汚れやサビを除去する
?下地調整作業を行う
?鉄部を塗装する
鉄部塗装は他の塗装と異なる点があるため注意が必要です。
当社は建築塗装一級技能士が施工を行っておりますので、鉄部塗装を検討している方は気軽にご相談ください。