遮熱と断熱の違いについて

2023/06/01 コラム

遮熱と断熱は、言葉が似ていることから同じ意味として捉えている方も多いでしょう。
しかしそれぞれの意味は全く異なります。
そこで今回は、遮熱と断熱の違いについて解説します。
▼遮熱と断熱の違い
■遮熱とは
遮熱は、外からの光を反射して熱の侵入を防ぐことです。
これにより夏の暑い空気や熱が建物内に侵入しにくくなり、温度の上昇を抑えることができます。
■断熱とは
断熱は、夏の暑い空気や熱を建物内に伝わりにくくし、冬の暖かい空気を外に逃がさず屋外の冷気を建物内に伝わりにくくすることです。
断熱効果により1年を通して快適に過ごすことができ、冷暖房効率が上がるため光熱費の節約にもなります。
▼遮熱と断熱の使い分け
最近では遮熱・断熱効果がある窓や塗料などが増えてきました。
そのため、どちらを取り入れようか迷っている方もいるでしょう。
遮熱は夏、断熱は1年を通して効果を発揮します。
そのため断熱を取り入れる住宅が多いですが、環境によっては遮熱の方が適している場合もあるため迷ったら業者に相談するのがおすすめです。
▼まとめ
遮熱は、建物内に熱が侵入するのを防いでくれることです。
一方断熱は、建物内に熱を伝わりにくくすることで1年を通して快適な環境にすることができます。
遮熱は夏、断熱は1年を通して効果を発揮するため、断熱を取り入れる住宅が多いです。
しかし環境によって適しているものは異なるため、迷ったら業者に相談しましょう。
当社は建築塗装一級技能士が施工を担当しておりますので、わからないことがありましたらお気軽にご相談ください。